勝ち組パソコンは
▼取引PCの選び方
▼取引PCの使い方
トレードパソコンのCPUやメモリは負荷がかかるほど動作が遅くなります。
更にCPUやメモリの能力を超える過大な負荷がかかると動作がカクカクとなり、ついにはフリーズします。
トレードパソコンのCPUやメモリの負荷の程度を見るためにWindowsではタスクマネージャーが用意されています。
タスクマネージャーを見ることで、
あなたのトレードパソコンが実際の稼働時に、そのときの使用状況でどれくらい余裕があるのか あるいはギリギリの使用状況なのかを把握することができます。
あなたのトレードPCのCPU負荷が100%になった時、あなたのパソコンの作業量はMAX状態です。わかりやすく言うと満杯のパニック状態です。
この時パソコンの作業速度は極端に遅くなっています。
パソコンを操作しているあなたは、
変だなぁー 遅いなぁー 何か引っかかっているなぁー と感じます。
この時に
あなたが何かボタンを押して他の作業をしようとするともう完全にCPUの許容範囲を超えてしまって、パソコンはカクカクしたり、または耐え切れずに固まり、フリーズしてしまうのです。
タスクマネージャーで、
どのプログラムがCPUやメモリにどの程度の負荷をかけているのかを知るには、実行しているプログラムを個別に終了して使用パーセントがどの程度下がるかを見ます。
実使用中のトレードパソコンのCPU使用率が平均的に40から50パーセント以上の場合は、作業内容に対してCPUの性能が低すぎますので、CPUをもっと高性能の上位機種に交換する必要があります。
またメモリ使用率は20から30パーセント以下が望ましく、50パーセントを超えることがあるようであればメモリの増設が必要です。
特に注意しなければならないのは、PCを起動した直後のCPU使用率がとても高くなることです。
起動直後、数分間ほどはPCを使うのは控えたほうが賢明です。
起動直後はいろいろなアプリが一斉に作業を始めます。
(クラウド/セキュリティソフト/Webページをたくさん開いている場合などが顕著です)
このため、起動直後は下位のCPUではCPU使用率がすぐに100%に達し、その状態が3~10数分間続きます。CPU使用率が下がるまで待たないとPCの正常な操作はできません。
(この時上位のi7CPUだと起動直後でも10~30%前後ですので、待たずに使用できます)
特にクラウドを使用している方は要注意です。
クラウド系アプリの One drive や Google Drive や DropBox などは、起動直後に内容を同期・更新しますのでこれらのアプリだけで各々20~30%くらいずつCPUを占有使用します。
なので何分間もCPU使用率がとても高い状態が続きます。
CPU使用率が高い状態のときに、更に他の作業を始めると
PCは過負荷状態となってしまいますので、すべての作業が極端に遅くなってしまいひどいときにはフリーズします。
また、CPU使用率の高い状態のときにはどのボタンを押してもPCが反応しなくなります。
この時無理にいろいろなキーを押してしまうとPCに過大な負荷がかかり、往々にしてその後PCの調子が悪くなってしまい修理が必要になってしまうことがあります。
i7のPCはパワーがありますので下位機種のようにCPU使用率が高くなってしまうことがほとんどありません。安心して使うことができます。
タスクマネージャーを使うとPCの負荷状況を見ることができます。
画面下部の タスクバー の空欄を右クリックする 。
タスクマネージャーの起動を左クリックする。
パフォーマンスタグをクリックする。
上例はCPU使用率は14%、メモリー使用率は 7.86GBの実装メモリーのうち3.59GBを使用中です。
※物理メモリ(合計)とは実装しているメモリサイズのことです。
※カーネルメモリとはOSで使われているメモリサイズのことです。